高校入試を最終目標として、中1、中2は特に定期テストを小目標・効果測定として公共教育に寄り添った教育をしています。しっかりと定期テストに取りくんでいた生徒は、特に都立高校の場合は入試問題にも十分に対応出来る力をつけることができます。

ワセシン松尾塾の「強み」は三鷹一中、三鷹四中の定期テストに寄り添った対策。通常授業に加えて、追加料金無しで行っている週末の特訓です。実際に勉強時間を増やしてもらうことによって勉強が既に得意な生徒さんは勿論、苦手な生徒さんも29点→64点→84点(数学) 24点→53点→47点→64点→80点(英語)といったように定期テストの点数を上げることが出来ると自負しております。

体験談 Sくん(都立国立高校入学)

Sくんの場合は、小学5年生の5月入塾してくれました。進学予定先は、三鷹4中であったため、それを見越した教育を行いました。具体的には、算数は、計算力の強化と中学で再登場する項目を中心に復習をすすめました。小学校5年生の算数で、多くの生徒が苦手する「割合」は数学だけでなく中1の理科でも再登場します。学校の指導要領は、学年を超えて基本から応用へ段階を進んでいくため、現行の範囲のみを補っても抜けがあるとどうしても伸び悩みが起こってしまいます。また、小学生の高学年の生徒に意識しているのは、少し負荷のある勉強になれてもらうことです。この時期に、英語の教科書の本文を1ページ全てかけるようになる。音読を100回してもらうなど、少し地味で単調な勉強に慣れておくと中学入学以降、粘り強く勉強する生徒を作ることができます。この作業は表情を見て飽きさせないようにしながら慎重に進めていきます。
中学入学後は、1年生の1学期の定期テストで高得点を取ってもらうことを心がけています。ここで高得点を取るとそれが基準点になり、2年、3年と学年が進んでいっても自主的に学習に取り組んでくれる生徒を作ることが出来ると考えています。Sくんの場合は、80点台後半、90点台を主に取ってくれたので、基本的にこの点数が基準点となり進めることができました。Sくんの場合は、運動系の部活に所属していたため、勉強に避ける時間が限られていました。独自校を受ける場合は、基本的には、理社は高得点を取ることが必要になってきます。(合格者の成績分布を見てみると理社を取り切ることが合格の要因になると分析しています)
受験指導に関しては、走れる子の場合は、夏休み中に復習と3年生の予習を終わらせてしまいます。秋以降の定期テストと過去問演習を円滑に進める為です。Sくんの場合は、比較的順調に進められたため、11月の定期テスト終了以降は、基本を振り返りながら問題演習に取り組み国立高校合格を勝ち取ってくれました。
一番順調な例としては、

Tさん 武蔵野北高校入学

Tさんは、中学3年生で英語がとても苦手ということで、入塾してくれました。Tさんの場合は、中学の基本例文を集めたワセシンのテキストと学校の教科書を中心に進めていきました。

英語は一度へこんでしまうと、回復が難しい科目です。関係代名詞や完了形などの学校で現在行われている範囲のみを行ってもどうしても70点ほどで点数が止まってしまうため、Tさんの場合は通常授業に加えて特訓で徹底的に1、2年の基礎を補いました。特訓に関しては「こんなにやっていただいて良いのですか?」という言葉をいただける事が多いのですが、ある程度の勉強時間を確保英語の苦手を克服することはできないと感じています。

Tさんの場合は、音読を嫌がらないタイプであったので、受験直前になっても少し理解できない英文があると基本例文に立ち戻って何度も音読してくれました。都立高校の入試では英語で100点満点を取ってくれました。都立高校の問題であればしっかりと基礎を固めると対応できる典型例であったと感じています(独自校や私立さんの場合は最初から高得点をとらせないような問題構成ですので別途対処をしています)