小学生のうちに学習習慣を身につけて自ら勉強が出来るようにもらうことをテーマにしています。
小学生コース体験談① (早熟型のKさんはドンドン先取り学習)
Kさんはご入塾の時点で、オール5を維持してくれました。早く覚えられるが故に
意識的に間違えてもらって、「忘れた頃の繰り返し」を徹底してもらいました。短期記憶と長期記憶が。「この塾の強みはなんですか?」とご質問を頂くことが多いのですが、「Kさんのような早熟型の生徒さんの場合、高校以降の学習を意識した先取りは他塾と同じく当然行います。もう一つ、英語で言えば音読や複文などの地味な学習を当然の様に行える」と答えるようにしています。
小学生コース体験談② (大器晩成型のYくん。基礎を定着させて中学で爆発)
小学生は成長のスピードに大きな個人差がある時期です。現行の学習指導要領では「探究学習」が重視される一方で、反復練習の宿題が減り、理解が十分に成熟していない生徒が取り残されてしまうことがあります。実際にYくんもその一例で、小学5年生の時点で割合や時速の計算につまずき、当塾へご相談いただきました。
授業を進める中で、計算力の不足や割合の本質を理解するだけの抽象的思考力がまだ十分に育っていないと感じたため、一時的に「くもわ」や「みはじ(きはじ)」といった公式を活用し、徹底した計算反復によって基礎を固めました。その後、中学1年の4月には認知力の成長が見られたため、中学の学習と並行して小学校範囲の補講を土日に実施し、本質的な理解を深めていきました。結果として、中学3年生になるころには英語・数学で安定して評定5を維持できるようになり、最終的に調布北高校へ進学を果たしました。
子どもには必ず“認知力が爆発的に伸びる瞬間”があります。その時を信じて焦らず待ちながら、適切に支えることこそが、成長を後押しする大切な鍵だと私たちは考えています。